アクセス解析から分かること
アフィリエイターは有料の、あるいは無料でオリジナルに組み込んだホームページ解析ソフトを利用することが出来ます。
一般的にログファイルから全データを取り出し、解析レポートを作成するアクセス解析を専門とする会社を利用することも出来ます。
このアクセス解析レポートはホームページのユーザー利用状況を把握し、効果を高めるために何をするかを検討する際に利用される。インターネット広告において成功する場合には、人気のあるホームページが不可欠です。
ここでは、ホームページを向上させるレポート活用法とテクニックをご紹介します
最多リクエストページ
ホームページのある部分へのアクセス数を増やすためのリンクには、そのための配置の仕方があります。
例えば、最もアクセス数の多いページは、そこへのリンクがトップページに並んでいるリンクのトップにあるか、
または画面の上から500ピクセルまでのところにある場合が多い。500ピクセルの地点より上にあるボタン(バナー)は、500ピクセルの15型のモニターを利用している場合でも必ず表示される。ページの下部に配置されたものよりも多くの人の目に留まるため、高い効果を生みます。
そして各ページへのリンクボタンが、全て同程度に見やすい位置に置かれていると仮定すると、このデータから、ユーザーがどのページに感心を持っているかが見えてきます。ターゲットとしているユーザーからの反応率を高めるような広告の企画をする際にも、この人気を集めたコンテンツがヒントになります。追加すべきコンテンツ、反対に削除すべきページを判断する材料としてもこのデータは有用です。
下の階層に配置したページに、著しくアクセスが集中している場合には、そのページをもっと上層に持ってくることを検討すべきです。不利な場所でもアクセスが多いとなると、アクセスしやすくした場合、どのような好ましい結果が生まれるかはお分かりでしょう。
訪問件数
これによって、アクセス量のおおよそのレベルが分かる。ホームページの人気を適格に示す指標です。
訪問1件あたりの閲覧ページ数と滞在時間
このデータから、コンテンツにユーザーがどれだけ関心を持っているかが分かります。一定期間の訪問件数はアクセス数全体を表す良い指標ですが、本当に質のよいアクセス、すなわちコンテンツに関心を持っている人々なのかどうかも知る必要があります。例えば、訪問者の半数が1ページを見ただけで他のホームページに移動しているとしたらそれは問題です。このようなデータを参照し検討することは、新しいコンテンツやデザイン変更の効果を測定する指標になります。
注意が必要な点は、滞在時間の長さは必ずしも実態を反映しないということです。
たとえば検索エンジンgoogleの平均滞在時間が短いことからもお分かりでしょう。
新規訪問者(ユニークユーザー)とリピーターの区別
この区別を正確に行うためには、訪問者にホームページへの登録を求めるか、ホームページ側でクッキーを利用する必要があります。
最も利用の多い時間帯
このデータから、最新情報をできるだけ多くのユーザーに到達させるには、毎日の更新作業を何時までに終わらせる必要があるかが分かります。
ホームページ内での最多利用経路
このデータは、リンクの張り方を変更し、ユーザーのホームページ利用状況に影響を与えようとする際の手がかりとなる。どんなリンク先を示す選択肢や宣伝コピーが、ユーザーのホームページ内の経路に影響を及ぼすのかを見極める際に、非常に役に立ちます。
クリックスルー率
広告主に対する説明材料となるデータです。適切なユーザーへ実施に到達することほど重要ではないにしても、ほとんどの広告主(スポンサー)はこのデータを効果測定の指標とみなしているため、そういった意味において重要。また、ターゲットとなるユーザーにはどのような種類の広告が最も効果的なのかも分かります。
使用ブラウザー
このデータは、どのデザイン要素を使うのが適しているかを判断する材料となります。
参照元のURL
このデータは、ユーザーがどこから来たかを教えてくれます。相互リンクや広告の効果を追跡するには良い方法です。そして広告を出稿していないホームページからのアクセスが多い場合、そこへの出稿を検討する価値が大きくあります。
ユーザーのドメインとホスト
このデータからは、利益に繋がる情報を得ることができます。海外からのアクセスが際立って多い場合、現地のユーザーが使いやすいようホームページを改善するということも有益です。
ユーザーの入り口となるページ
どのページにトップページ的な機能を持たせて、アクセスしてきたユーザーに歓迎の意図を伝えるか、という判断の材料となるデータです。最近はトップページが入り口になるとは限らずダイレクトに興味のあるページにアクセスしてくるユーザーが多くなっています。そこでユーザーが実際に入ってくるページが分かれば、そのページのデザインを変更して、ホームページの隅々まで誘導するような工夫が可能となる。
ユーザーの出口となるページ
ユーザーが最後に見たページを知ることも重要です。このページを変更することで、少しでも長くホームページに引き留めることが出来ます。
|
|