手っ取り早いアクセスアップの手段に懸賞・プレゼントがあります。
ただし、懸賞でアクセスを上げるのは、キッカケに過ぎません。
懸賞でサイトに呼び込んでからが、一番重要です。
まあ、何はともあれ、どうせ懸賞を出すからには効果的にということで、
実際の懸賞サイト運営から感じたことを検証してみます。
クリック率を上げるコツ
応募ページ作成のコツ
懸賞サイト攻略法
懸賞の関連法規(景表法)
1.クリック率を上げるコツ
出来れば人気商品がよいです。しかし、様々な事情でそう出来ない場合があります。そのような時でも、工夫次第でクリック率を高めることが出来ます。
懸賞サイトに投稿する際の参考にしてください。
(1)ホームページの宣伝は意味が無い!
プレゼント情報を懸賞サイトに掲載してもらう際に、やたらと、自分のサイトの宣伝を懸賞情報に付ける方がいらっしゃいます。ハッキリ言って、”無意味”です。懸賞応募する人は、プレゼントに興味があるのであって、最初は、あなたのサイトに、微塵も興味はありません。
だから、ホームページ開設何周年記念とか、なになにを売っている何々のサイトでは、とか、余計なことは一切要りません。単純に、○○○を何名様にプレゼントとしましょう。ただし、そのプレゼント商品についての説明や、修飾はあっても良いです。ホームページの宣伝が出来ないのなら、懸賞出しても無意味と考えてはいけません。要は、懸賞で呼び込んでからが勝負です。懸賞で呼び込んだ後に、いかにそのサイトの魅力に引き込んでいけるかに掛かっています。
私なんかも、懸賞情報のチェックでその懸賞主催サイトを必ず見ますが、その際に、案外、面白いサイトとかを見つけてはまることがあります。へぇ〜こんなサイトがあったんだと、懸賞をきっかけに知ることもあります。だから、懸賞はあながち否定すべきではありません。懸賞でお客さんを取り合えずサイトに来てもらった後が勝負なのです。
(2)ノーブランドの賞品は、参考価格を載せる。
ノーブランド商品は、出来ればやめたほうが良いです。酷かもしれませんが、あまりアクセスは望めません。同じお金を使うなら、ブランド名が通ったものにしたほうが、アクセスがぜんぜん違います。
しかし、自社商品を賞品として、どうしても使いたい時には、仕方無いこともございます。そんな時、例えば、「当店のオリジナルレザースーツをプレゼント」より、「当店のオリジナルレザースーツ(10万円相当)をプレゼント」とした方が、見てみようかなと思うはずです。価格表示でノーブランドの弱点を補うのです。
とにかく、ノーブランドというのは、弱点なのです。ブランドは、認知度があるので、それだけで安心感があります。しかし、ノーブランドにはもちろんありません。その弱点を何とかして、他のことで埋め合わせなくてはなりません。
(3)画像が浮かびますか?
これ欲しいなとか、ちょっと見てみようかなと、思ってもらうことが
重要です。ホームページの宣伝を羅列しただけではダメです。
悪い例:「***では、ホームページリニューアルを記念して、抽選で1名様に、当店で大人気の『桜アイス入りもなか』をプレゼント!どしどし応募してください。待ってます!」
良い例:「当店で大人気の『桜アイス入りもなか』をプレゼント!がぶっとお召し上がりいただいた瞬間、アイスクリームの美味しさと、もなかの皮のサクサク感パリパリ感が、お口いっぱいに広がります。」
いかがでしょう。どっちを見てみたいですか?
良い例は、「ちょっとどんなのか見てみようかな」と思うわけです。ホームページリニューアルを記念がどうたらこうたらとかを書く暇があったら、賞品がいかに良いものかを伝えるほうに頑張ってください。
くどいようですが、ホームページの宣伝は無意味です。それは、サイトに来てもらってからにしましょう。とにかくコメント欄は、サイトの宣伝よりも、懸賞品のアッピールに徹するべきです。そうして、サイトに来てもらうことが何よりも先です。
(4)権威を利用する。
テレビや雑誌で紹介されたとか、○○ご用達(例えば英国王室御用達)とか、芸能人も使ってる(例えば倖田來未も使ってる香水)とか、何かあればアピールの材料にする。
(5)レアものを強調する。
例えば「世界で限定○○個」とか、「入手困難、日本未発売」というフレーズを付ける。(ウソはもちろんダメですよ。笑)
(6)新しさを強調する
日本人は新物好きです。「新作」や「最新作」などのフレーズに弱いのです。
(7)効能を強調する。
何か、そのもの特有の効能があれば書きましょう。
例えば、肌荒れに効くとか、温泉によくあるあれです。ただし医薬品でない場合は薬事法に注意してください
2.応募ページ作成のコツ 懸賞応募ページは応募用だけに使うな!
懸賞応募ページをそれのみに使っているサイトさんがあります。非常にもったいないです。メルマガへの加入が応募条件になっているなら、それでも良いでしょう。しかし、応募条件が別に無いのに、応募だけのページではもったいないです。
懸賞サイトでは、あなたのトップページにリンクしてくれるとは限りません。ダイレクトに応募ページにリンクしてしまうことが多々あります。そうなると、あなたは、プレゼントの経費が無駄に掛かるだけになって、何のメリットもありません。だから、ダイレクトに応募ページにリンクを張られても良いように、そのページの目に付くところに、あなたの売りの商品なり、売りのページへのリンクを置きましょう。
最初は、懸賞目当てで来た人達であっても、そういった物の中に、びびっとくるものがあれば、その後、あなたのサイトを周遊してくれる可能性もあります。または、よくある手法ですが、懸賞品そのものが売りの商品である場合は、この商品は、買うことも出来ますよ、それはこちらという誘導も良いでしょう。
(1)賞品の写真は必ず載せる。
これは必須です。掲載してあるとないとでは、応募率に大きく影響します。あるだけで、何となくサイトの信頼性がアップします。
例えば、霜降りのおいしそうなお肉の写真が有るのと無いのでは、応募率はぜんぜん違ってきます。また、懸賞サイトへの掲載率も、断然違ってきます。写真には力を注ぎましょう。
(2)生ものは安心感が大事
地域の特産品(例:かに・牛肉など)などの「生もの」は、安心感が無いとネットでは、応募しにくいです。冷凍便で送りますとか、賞味期限は何ヶ月ですとか、掲載すると安心感が高まります。
(3)欲張り過ぎない
応募ページの入り口がどこにあるのかわからないことがよくあります。ページ内を見てもらいたい気持ちは分かります。しかし、お客さんは最初の目的としては、懸賞が目当てなのです。
懸賞サイトも、トップページで懸賞応募ページへの入り口が分かりにくい場合は、利便性を優先して、ダイレクトに応募ページへリンクしてしまう可能性もあります。そうなると、サイトを良く見てもらいたいと言う思惑が逆効果になります。
それに、ページを見てもらう以外にも、懸賞の目的はあるはずです。限度を超えた引き回しは、アンケートやメルマガ読者獲得の機会を逃します。トップページへ来てもらう前提でなく、応募ページにダイレクトにリンクされることを前提にしましょう。そして、応募ページから、いかにサイト内周遊へ誘うかを考えたほうが良いと思います。
(4)アンケートは応募フォームで
応募方法で、アンケートや個人情報をメールにコピーして、送信なんてのがあります。この方式は、サイトへの信頼感が何となく落ちてしまいます。また、わざわざメーラーを立ち上げてまで応募するでしょうか。面倒に思う人は敬遠するでしょう。
(5)ページは軽く
大企業のサイトにありがちなのが、フラッシュアニメを使ったトップページ。読み込みに時間が掛かって非常にいらいらします。せっかく来て下さった方も、他へ行ってしまいます。また、商品の写真で埋め尽くされて、重ーいページも敬遠されます。ブロードバンドがもっと普及するまでは、軽いページ(特にトップページ)を心がけましょう。
3.懸賞サイト攻略法
懸賞を投稿したからといって、掲載される保証はありません。特に一括投稿サイトで投稿された場合、競合する投稿者の情報がたくさんあるわけです。懸賞サイトはその中から選択して掲載します。また、メルマガ掲載はさらに厳選されます。そこで、掲載されやすい懸賞を挙げると・・ 人気賞品当選者が多い。懸賞サイトに手作業で登録する。 要するに、応募者の求めるものを、懸賞サイトも求めています。また、面倒でも、懸賞サイトに個別に投稿すれば、掲載の確率は上がります。わざわざ投稿して頂いたということで、人情が働くのです。
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4.懸賞の関連法規(景表法)
懸賞を出す際にもそれに関連した法律(景表法)があります。重要な問題ですので、万一間違った事を、私が軽々しく述べることは出来ません。そこで、弁護士さんがわかりやすく解説されたページを見つけましたので、ご紹介いたします。こちら→ インターネットでの賞金やプレゼント